Noel Gallagher's High Flying Birds「High Flying Birds JAPAN TOUR 2012 @TOKYO DOME CITY HALL 1/16

昨年はBeadyEyeで初めてリアムを目にしたが,ついにノエルをお目にかかる日がきた。
Oasisの曲も演奏すると公言しており,世界各地で行われているツアーでもOasisの名曲を披露している。
となると俄然期待は高まるばかり。
勿論ソロでの楽曲も素晴らしい、しかしOasisのライブを体験出来なかった身としては,聴きたくて仕方がなかった。

チケットはソールドアウト,開場時間には5月に再来日し武道館公演を行うという情報が流れ盛り上がっていた。
リアムもだけど、スタジアムを埋めるアーティストがキャパ3000の会場で演奏してくれるというのは嬉しい。
会場のTOKYO DOME CITY HALLはとにかく音がいいという印象。開演前の場内BGMの時点でそれがわかるくらい。
鑑賞位置はフロントエリアから1つ後ろの柵で見ていた。ノエルの前。


定刻を少しすぎ、ノエルがステージ現れた。
1曲目からOASISの曲,WhateverのEPに入ってた曲かな。
代表曲ばかり演るのかと思ってたので選曲に驚いた。
ノエルの作る楽曲は今も昔も歌いたくなるものばかり、客がこんなに歌うライブを見たのは人生初だった。
僕は合唱は嫌いじゃないし、割りと好きな方。かと言って歌ったりはしないけど。
勿論「お前の歌を聞きに来てるんじゃない!カラオケは店でやれ!」っていうのもわかる。

大合唱が一番ヒートアップしたのは中盤アコースティックセットで行われたWonderwall~Supersonicの流れ。
ノエル(ギター)、ドラム、鍵盤の三人編成で演奏。Oasisの頃もアコースティックセットはしていたが、今回はソロらしいアレンジをしていたと思う。

ノエルのソロではDream On(you shout it out for me〜♪)、If I had~ 、 The Death of~が特に盛り上がっていた(歌ってなくても大盛り上がりだったが)
この日のノエルとにかく機嫌が良くて、客と談笑しあうシーンが多く見られた。よく笑ってよく喋ってよく歌う、僕の初めて見た眉毛兄のイメージはこうだった。

この日一番のサプライズは、日本ファンが一番好きな曲を演るよと言って演奏してくれたWhateverだった。
ソロになってからはなんと本公演で初披露。
海外ではわからないけど、日本に限って言えばDon't Look Back In Angerと同等の人気ではないか。
アコースティックセットでの演奏なので、ノエルの声がよく通る。
そこからLittle By Littleへ。最初のコードを弾いただけでみんなわかるってすごい。
ほんとにみんなOasisが好きなのを実感した。

ラストはDon’t Look Back In Anger。最近はサビは客に歌わせるパターンが多い、今回は半分くらい歌ってくれてたかな(笑)この時間がずっと続けばいいのに、そう思いながら僕も一緒に歌っていた。終演後も鳴り止まないノエルコールと拍手、チケット高いなぁなんて思いながら渋々買ってた4ヶ月前の自分を引っぱたいてやりたい。

いつかOasisで、Don’t Look Back In Angerを聴きたい。
幸せな夜だった。


set list

01.(It’s Good) To Be Free (Oasis)
02.Mucky Fingers (Oasis)
03.Everybody’s On The Run
04.Dream On
05.If I Had A Gun
06.The Good Rebel
07.The Death Of You And Me
08.Freaky Teeth
09.Wonderwall (Oasis. acoustic set)
10.Supersonic Oasis. acoustic set)
11.Record Machine
12.What A Life
13.Talk Tonight (Oasis)
14.Solider Boys & Jesus Freaks
15.Broken Arrow
16.Half The World Away (Oasis)
17.Standed On The Wrong Beach

(Encore)
E1.Whatever (Oasis. acoustic set)
E2.Little By Little (Oasis)
E3.The Importance Of Being Idle (Oasis)
E4.Don’t Look Back In Anger (Oasis)